管理業務主任者とのダブルライセンスが一般的

「独立・開業について」のページで、マンション管理士として年収をアップさせるためには、業務の幅を広げて顧客数を増やすことが大切であると述べましたが、この戦略を推し進めるうえで、特に効果を発揮するのが、ダブルライセンスの取得です。

たとえば、マンション管理士の隣接資格に「管理業務主任者」という資格があります。
どちらも「マンション管理」に関する資格なのですが、マンション管理士が第三者的な立場でコンサルティングを行うのに対して、管理業務主任者は現場でのマネジメントに従事します。

マンション管理士試験は11月最後の日曜日、管理業務主任者試験は12月最初の日曜日に実施されます。

スケジュール的には少し厳しいかもしれませんが、ストレートでのダブルライセンス取得も決して不可能ではありません。
というのも、管理業務主任者試験は合格率約20%。5人に1人は合格できる、比較的難易度の低い試験だからです。

宅建とのダブルライセンスがおすすめです

管理業務主任者以外では、「宅建」がおすすめです。
マンション管理士のターゲットはマンション限定ですが、宅建のターゲットは不動産全般になります。

そのため、宅建の資格を持っていることで、コンサルティングできる範囲は飛躍的に広がりますし、そのぶん、ビジネスチャンスも大きくなります。
マンション管理士として独立・開業を目指すのなら、ぜひとも取得しておきたい資格のひとつです。

ちなみに、マンション管理士試験と管理業務主任者試験、そして宅建試験は、問題の出題数・出題形式・出題分野に共通する部分が多くなっています。
その意味で、ダブルライセンスを狙いやすい資格だとも言えるでしょう。

その他、マンション管理士とのダブルライセンスがおすすめな資格には、「不動産鑑定士」や「土地家屋調査士」などがあります。
どちらも、マンションの建替えや修繕などの場面でビジネスチャンスを広げるのに有効な資格です。

ただし、管理業務主任者や宅建と比べると難易度は高めなので、マンション管理士と並行して学習するというよりは、資格取得後に改めて挑戦すると良いでしょう。