目安の時間は600時間以上。期間は半年以上確保しましょう

マンション管理士試験の合格に必要な学習時間はどれくらいでしょうか。
このことは一概には言えませんが、初学者の方が独学でマンション管理士試験に取り組むとしますと、1日3~4時間集中して半年、時間にして500~700時間が目安だと思います。

このことはみなさんが建築士であるとか、不動産業界で長く働いてきた経験をお持ちであるとか、その方の経歴によっても変わってはきます。
しかし不動産業の経験はあっても、宅建の取得などで法律に触れたことのない方は、やはり初学者に含まれると心得ておいた方がよいでしょう。

法律や建物関連の国家資格を目指すのが初めてという方は、「600時間」という数字を基準ラインと考え取り組むことをお薦めします。

以下は管理人が、各科目に費やした勉強時間です。厳密な数値ではありませんが、当時のスケジュール帳の記録を合算してみると、大体以下のような様子だったと思います。

(例)時間の割り振り

  • 民法…100時間
    (契約の当事者、契約と意思表示、契約上のトラブル、事務管理・不当利得・不法行為ほか)
  • 区分所有法等…150時間
    (建物の区分所有、共有部分等、敷地利用権、 管理者、 規約、 集会、管理組合法人、登記に関する法律ほか)
  • その他の法律…80時間
    (建築基準法、都市計画法、水道法、消防法ほか)
  • 建築物の形質や構造に関すること…100時間
    (住宅計画、各種設備、維持保全ほか)
  • 税・会計等…50時間
  • 総復習…100時間

大体こんな感じだったと思います。学習材料のウエイトは、基本テキストが4(私は通信講座の講義DVDも使っていますのでその時間も含みます)、過去問や予想問題集に充てた時間が6位の比率です。
実は上の数字は控え目に書いています。

というのはマンション管理士の学習では、区分所有法(たとえば不動産登記法など)と民法の複合問題なども多いというのがあります。

応用問題をいろんな角度から問うてくるのです。特に過去問を勉強している場合は、どの分野を勉強していると一概にいいにくい部分があるのです。

複合問題では、初見では立ち止ってしまうことが多かったです。つまり机には向かっていても結構時間のロスもしているのです。

そのような時間は上の目安時間から、目分量ではありますが除いています。ですから、まったくロスなく勉強に集中できたとしても、上の時間は死守する必要があると思っていただけると助かります。

正解率70%を目指す

非常にラフな言い方にはなりますが、学習習熟度の目安は、要は過去問や模擬試験を70%正解できるかどうかということです。
こう言っては失礼かもしれませんが、40~50%の正解率ラインには比較的早期に到達できます。問題は残りの20%をどう詰めていくかです。

その攻防戦を勝つために必要なのは「時間」だけだと思います。

正味勉強に集中する時間は6か月であっても、あと数カ月、ゆとりの時間を確保する学習計画を立てるようにしてください。